User manual

座標の地図表示と
座標・緯度経度の変換

座標の入力、地図への図形追加、距離計測、座標変換、CSV出力、写真位置表示の操作マニュアルです。

デスクトップ版 HTMLマニュアル 画面更新: 2026年7月30日

1. はじめに

このアプリでは、XY座標と緯度経度の相互変換、複数地点の地図表示、円の作成、地点間の距離計測ができます。

  1. 左上の からメニューを開きます。
  2. 座標の種類、測地系、系番号を選び、表に値を入力します。
  3. 「地図加工」または「データ変換」から目的の操作を実行します。
アプリの初期画面。上部にメニューボタンと使い方ボタン、中央に地図が表示されている
初期画面。画像をクリックすると原寸で開きます。
最初に確認すること XY座標を使う場合は、座標に対応する測地系と1~19系の系番号を確認してください。誤った組み合わせを選ぶと、違う場所に表示・変換されます。

2. 画面の見方

場所できること
左上の「≡」座標条件、データテーブル、地図加工、データ変換を表示します。
中央の地図移動、拡大・縮小、右クリック操作、写真のドロップを行います。
地図右上のレイヤーボタン標準地図、淡色地図、航空写真などを切り替えます。
右上の「使い方を表示」目的別の簡易操作ガイドを表示します。
地図右上に表示される、四角形が重なった絵柄のレイヤーボタン
レイヤーボタン
地図右上にある、四角形が重なった絵柄のボタンです。ポインターを合わせると、背景地図の選択肢が開きます。
画面右側に目的別操作ガイドを開いた状態
右側の操作ガイドでは、目的ごとに手順を開いて確認できます。

3. 座標を入力する

  1. 左上の「≡」を押してメニューを開きます。
  2. 「データの種類」で「XY座標」または「緯度経度」を選びます。
  3. 座標に対応する測地系を選びます。
  4. XY座標の場合は「XY座標の系番号」を選びます。緯度経度の場合、系番号は選択不要です。
  5. データテーブルの左列にXまたは緯度、右列にYまたは経度を入力します。
メニューで緯度経度と世界測地系JGD2011を選び、3地点を入力した状態
緯度経度を十進数形式で3行入力した例。

入力できる形式

  • XY座標
  • 十進数形式の緯度経度(例: 35.658099
  • 度分秒形式の緯度経度(例: 35度39分29.1572秒
  • Excelのセル、またはタブ区切りテキストからの貼り付け

度分秒形式は、貼り付け時に十進数形式へ自動変換されます。右クリックの「貼り付け」が利用できない場合は、セルを選択して Ctrl + V を押してください。

入力可能なデータ形式を説明するダイアログ
「入力可能なデータ」ボタンで、対応形式を画面内でも確認できます。
空白行の扱い 片方でもセルが空の行は処理対象外です。アイコンを線で結ぶ場合は、空白行を区切りとして別々の線になります。

4. アイコンを一括追加する

  1. データテーブルに座標を入力します。
  2. 「地図加工」タブを開きます。
  3. 「地図に追加するアイコンの色」を選びます。アイコンが不要なら「なし」を選びます。
  4. 地点を順番に結ぶ場合は「地図に追加する線の有無と色」で色を選びます。線が不要なら「線無し」を選びます。
  5. 「アイコンの一括追加」を押します。

追加したすべての地点が収まるように、地図の表示範囲が自動調整されます。

航空写真を背景に、地図加工で赤いアイコンと黄色い線を選択した状態
航空写真を背景に、アイコンを赤、地点を結ぶ線を黄色に設定した例。
航空写真上の3地点に赤いアイコンを追加し、黄色い線で結んだ地図
航空写真上に赤いアイコンを一括追加し、入力順に黄色い線で結んだ例。

線を使わずアイコンだけ追加する

  1. 「地図に追加するアイコンの色」で使用する色を選びます。
  2. 「地図に追加する線の有無と色」で「線無し」を選びます。
  3. 「アイコンの一括追加」を押します。
航空写真を背景に、地図加工で黄色いアイコンと線無しを選択した状態
航空写真を背景に、アイコンを黄色、線を「線無し」に設定した例。
航空写真上の3地点に黄色いアイコンだけを追加した地図
航空写真上に、線を使わず3地点の黄色いアイコンだけを追加した例。

5. 地図を右クリックして加工する

地図上の任意の場所を右クリックすると、次のメニューが開きます。

  • 円を追加
  • アイコンを追加
  • この地点からの距離を計測
  • この地点までの距離を計測
地図を右クリックして操作メニューを表示した状態
地図の右クリックメニュー。

円を追加する

  1. 「地図加工」で線の色を選びます。
  2. 円の中心にしたい地点を右クリックし、「円を追加」を選びます。
  3. 半径をメートル単位で入力し、「追加」を押します。
円の半径をメートル単位で入力するダイアログ
半径500mを入力した例。
地図に半径500メートルの円を追加した状態
円には中心アイコンと半径ラベルが表示されます。

任意の場所にアイコンを追加する

  1. 「地図加工」でアイコンの色を選びます。
  2. 追加地点を右クリックし、「アイコンを追加」を選びます。

6. 距離を計測する

地図上の任意の2点を計測する

  1. 始点を右クリックし、「この地点からの距離を計測」を選びます。
  2. 終点を右クリックし、「この地点までの距離を計測」を選びます。
  3. 2点が線で結ばれ、距離がメートル単位で表示されます。
地図上の2点を黒い線で結び、距離を表示した状態
任意の2点間を計測した例。

アイコンや円の中心から計測する

アイコンまたは円を右クリックし、「~からの距離を計測」を始点で、「~までの距離を計測」を終点で選びます。アイコン同士、円同士、アイコンと円の組み合わせで計測できます。

7. 座標を変換・出力する

  1. 変換元の種類、測地系、系番号を選び、データテーブルに値を入力します。
  2. 「データ変換」タブを開きます。
  3. 変換先のデータ形式、測地系、系番号を選びます。
  4. 「変換」を押します。
  5. 結果をコピーする場合は結果表を右クリックし、「データを全てコピー」を選びます。
  6. 変換元と変換後をファイルに保存する場合は、「CSV形式でダウンロード」を押します。
JGD2011の緯度経度を9系のXY座標へ変換した結果
JGD2011の緯度経度を、JGD2011・9系のXY座標へ変換した例。
CSVの内容 CSVには変換元と変換後の値に加え、軸名、測地系、系番号の見出しが出力されます。
座標変換後にダウンロードしたCSVファイルをExcelで開いた画面
ダウンロードしたCSVファイルをExcelで開いた例。変換元と変換後の値、測地系、系番号を確認できます。

8. 写真の撮影場所を表示する

  1. GPS位置情報が記録された画像ファイルを用意します。
  2. 画像ファイルを地図上へドラッグ&ドロップします。複数ファイルもまとめて指定できます。
  3. GPS位置情報を読み取れた写真は、撮影地点にカメラアイコンで表示されます。
GPS位置情報を持つ3枚の写真を追加し、撮影地点にカメラアイコンを表示した淡色地図
GPS位置情報を持つ写真3枚を追加した例。撮影地点がカメラアイコンで表示されます。
写真が表示されない場合 写真にGPS位置情報が含まれているか確認してください。画像以外のファイルは読み込まれません。

9. 地図表示・削除・印刷

地図の種類を変える

地図右上のレイヤーボタンにポインターを合わせ、標準地図、淡色地図、航空写真などから選択します。

追加した図形を削除する

  • 個別に削除する: 対象のアイコンまたは円を右クリックし、削除メニューを選びます。
  • まとめて削除する: 「地図加工」の「全図形を削除」を押します。

地図を印刷する

  1. 印刷したい範囲が画面に収まるよう、地図を移動・拡大縮小します。
  2. 必要に応じて「地図加工」の「地図を引き伸ばす」を調整します。
  3. ブラウザの印刷機能を開きます。Windows/Linuxは Ctrl + P、macOSは + P です。
  4. プレビューで範囲と地図の出典表示を確認して印刷します。

10. 困ったときは

症状確認すること
意図しない場所に表示されるXY座標/緯度経度、測地系、XY座標の系番号が元データと一致しているか確認します。
入力行が処理されない同じ行の2セルが両方入力されているか、数値として認識できる形式か確認します。
表へ貼り付けられない対象セルを選択し、Ctrl + V を使用します。
地図が表示されないネットワーク接続を確認します。地図タイルは外部サービスから読み込まれます。
写真の位置が表示されない画像にGPS位置情報が記録されているか確認します。
画面上の図形を消したい「地図加工」の「全図形を削除」を使用します。
  • 右上の「使い方を表示」から、目的別の短い手順をいつでも確認できます。
  • 入力条件の「測地系の解説」「地域別の系番号」も参照してください。